スタイル別ピアノ・シリーズ ビバップ・ジャズ・ピアノ 模範演奏CD付 John Valerio 著 ATN

ATNから「スタイル別ピアノ・シリーズ ビバップ・ジャズ・ピアノ 模範演奏CD付 John Valerio 著」が発売になりました。

スタイル別ピアノ・シリーズ ビバップ・ジャズ・ピアノ 模範演奏CD付 John Valerio 著 ATN 販売価格3675円


ATN
スタイル別ピアノ・シリーズ ビバップ・ジャズ・ピアノ 模範演奏CD付 John Valerio 著【楽譜】

ビバップを弾きたいけれど...
悩めるピアニストの強い味方が登場!!

ビバップ・ジャズは、最初は1940年代に発展した音楽スタイルです。これがモダン・ジャズの始まりとされており、多くの点において革新的なものでした。メロディ、ハーモニー、リズムにおいて、コード・ヴォイシングの方法から、メロディの創り方、フレーズに対するアクセントの付け方まで、殆どすべてのルールを塗り替え、音楽はそれ以前のジャズに比べると明らかに複雑さを増していきました。

ビバップ・ジャズがモダン・ジャズの幕開けとされていますが、ビバップはいわゆるモダン・ジャズとは異なります。モーダル・ジャズ、フリー・ジャズ、フュージョンなどの音楽がビバップ以降に生まれ、発展していき、コンテンポラリー・ジャズに多かれ少なかれ影響を与えました。1つのスタイルとして見ていくと、純粋なビバップと呼べるものは、そこから枝分かれしたクール・ジャズやハード・バップに取って替わる1950年代の中ごろまで続きました。同様にクール・ジャズやハード・バップも、モーダル・ジャズやフリー・ジャズが優勢になる1960年代初頭まで続いたのです。

本書は、いわゆるクラシック・ビバップと呼ばている1940年代から50年代半ばまでに活躍したCharlie Parker、Dizzy Gallespie、Theronious Monk、Bud Powell、Kelly Clarke、その他の、特にこのスタイルを発展させたアーティストたちに焦点を当てています。ジャズの中に新しいスタイルが入ってきても、古いスタイルは残ります。ビバップは今日のコンテンポラリー・ジャズの基礎であり、表現形式の1つとして現在でも世界中のジャズ・カリキュラムで重要な役割を占めています。

スタイル別ピアノ・シリーズは、それぞれのスタイルを「どのように」弾くかに焦点を絞ったレッスンができるよう、デザインされています。取り上げられたテーマの鍵となる演奏のポイントがさまざまな関連情報とともに収録され、包括的な知識を求めるすべてのプレイヤーに最適の内容です。すべてのプレイヤーに最適の内容です。すべてのトピックには非常にわかりやすい解説が添えられており、付属CDとあわせて学習することで、あなたのプレイに活かすことのできる実践的な知識を得ることができます。


本書の主な内容
・歴史と発展
・ビバップ言語
・コードとヴォイシング
・ハーモニーとコード・プログレッション
・メロディ
・スケールとトーナリティ(調性)
・コンピング
・Bud Powell
・Thelonious Monk

John Valerio 著・演奏
翻訳 山口 紀子
菊倍/112頁 定価 3,675 円 〔本体 3,500円+税〕
ISBN 978-4-7549-3643-3 C3073 \3500E
4537298036436

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